突然、AMAZON SECURITY ALERTというメールが届き、アカウントを停止したと連絡がありました。どのようにレスポンスしたらいいですか?
メールの内容や文章をよく確認しましょう。アカウントやパスワードをだまし盗るメールかもしれません。
(2020.9.10 更新)
「本物のAmazonからの警告メール」のセクションを追加しました。
送信元と件名だけで安心しないこと
最近本当にスパムメールやだましのメールが多くなりました。しかも、手口はどんどん巧妙化しています。
最近のだましメールの場合、まず送信元や件名だけではまったく区別がつかなくなっています。
送信元に「@amazon.co.jp」とか「@apple.com」とか入っていると安心してしまいそうですが、送信元は簡単に偽装することができます。
たとえば、下の絵は送信元が「service@amazon.co.jp」となっていますが、実際はAmazonを装った偽のメールです。
送信元の確認方法
偽装している送信元、つまり実際に使用されたメールアドレスを確認する方法があります。
たとえばYahooメールの場合、送信元メールアドレスの表示された「From」の欄にマウスのカーソルを合わせると、実際のメールアドレスが表示されます。
また、送信元メールアドレスの右隣にある「+」をクリックしても同じように実際のメールアドレスが表示されます。
最後は、やはり内容の確認
送信元が偽装されていたら、不正なメールであることはほぼ間違いありません。
しかし、それだけではなくメール文面も合わせてしっかり確認するようにしましょう。
たとえば、下のメールの場合はいくつか疑わしいところが見受けられます。
- まず、ちゃんとしたサービスを提供しているサイトでは「永久ロック」をすることはありません。お客様にサービスを提供して利益を得たいのですから、ロックを解除する手段を必ず提供してくれるはずです。
- また、日本語の文章が少し違和感がありますよね。最後に「宜しくお願いします」としていますが、このようなメールの内容で書くことはないと思います。
本物のAmazonからの警告メール
(2020.9.10 update)
通常利用していない端末でAmazonへのサインインを行うと、本物の警告メールが送信されます。
その内容が下のとおりです。
ポイントは、メールの一番下にある「Amazonから送信されていることを確認するには」という箇所です。
確認用のURLが付けられていて、ブラウザに貼り付けてAmazonのページが表示されれば本物ということが確認できます。
細かい文面は変わる可能性はありますが、本物であることを確認するための方法が提供されれば、比較的安全に確認ができますね。
まとめ
最近は有名で信頼のあるサイトを装って、不正にIDやパスワードを盗み取るメールが多数見受けられますので、不正なメールかどうかをしっかり確認してから返信やクリックなどの対応をするようにしましょう。
<不正メールの見分け方について>
- 送信元や件名だけで判断しないこと
- 実際の送信元を確認すること
- メール内容もしっかり確認して判断
コメント